消費税は増税していいよ


消費税増税の話が出ると、「庶民を殺す気か」くらいの勢いで報道するし、ヤフコメあたりのコメントもそう。消費税に親でも殺されたん?

消費税が仮に20%になったとして、ほんとうに死んでしまうのだろうか?

よその家計は知らんので、うちの場合で推測してみる。

去年の家計

食費¥1,000,000
食費以外¥2,000,000
家賃¥1,200,000
NISA¥1,200,000
確定拠出年金¥276,000
ふるさと納税¥100,000
住民税¥270,000
所得税¥320,000
社会保険¥1,000,000
合計¥7,366,000

結構偏った家計かも。

で、消費税をいくら払っておるのかというと、対象になるのは「食費」と「食費以外」で計上している部分。「食費」に含まれる消費税は8%、「食費以外」10%で計算。

去年支払った消費税
食費¥74,074
食費以外¥181,818
合計¥255,892

年間約255千円。
これが20%に増税されたとして。
面倒なので食費も20%になったとして。

消費税が20%になったら?
食費¥185,185
食費以外¥363,636
合計¥548,822
増税分¥292,929

年間で約30万円の増税。
確かに少なくはないが。

もっとむしり取られているものがある。

それは社会保険料。
消費税は26万円弱の負担だが、社会保険料は100万円の負担。

そして、社会保険は消費税よりももっと増え続けている。

社会保険料の従業員負担率の推移
1984年8.27
1999年10.86
2014年14.92

仮に2014年の社会保険料を100万円とすると
1984年¥554,290
1999年¥727,882
2014年¥1,000,000

2014年までの数値しかないけど。
消費税のなかった40年前と2014年を比べても、45万円も増えている。
今年更に上がっているのでもっと負担は増えている。

消費税よりも、社会保険料の負担の方が遥かに大きいじゃないか。

消費税を増やして、社会保険料は減らすよ、というなら是非そうしてもらいたい。

消費税は消費によってコントロールできるが、社会保険料は問答無用で持って行かれるうえに、現役世代には恩恵が薄い。無駄に病院にたむろして社会保険を食いつぶしている老人達からも取り立てる消費税の方が平等なのではないだろうか?

なぜ、消費税はガーガーいうくせに、社会保険料は放置なのかというと。

給与明細見てないんじゃないの?

計算できてないんじゃないの?

にほんのこくみんはばかにされているのではないの?

というか、ばかなんじゃないの?

票の数だけは圧倒的に多い、老人を優遇し過ぎなんじゃないの?

お金返して?

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