WiiM MiniでAmazon Music Unlimitedを聴くのが最適解だった?

 


結論からいうと。WiiMとAmazon Music Unlimitedの組み合わせ、なかなかいいと思います。

音質

音は、「すごくいい!」とはならないけど。明らかに、悪くない音。
ちゃんとサンプリング周波数がソースに追従して切り替わるし!(本来なら当たり前なのでは?)
Amazon Music Limited、Qobuz、ローカルの音源(NAS+DNLA)を、さらっと試してみたけど、ちゃんと全部、44.1/48/88.2/96/192kHzで正しく出力される。ビット深度は不明。うちのアンプ(SONY STR-DH590)は、入力されたサンプリング周波数は表示されるけど、ビット深度は表示しないので。

WindowsアプリのApple MusicでAirPlay2接続も試してみたけど。
これも悪くない感じかと。
ハイレゾにはどうやっても対応できない点は不利だけど、Windowsアプリで操作出来るのはプラス。ただし、Apple Musicのアプリが出来がよろしくは無い。
Apple Musicを使いたいなら、Apple TVか、iPadにUSB-DACを接続とかがよいのだろう。

ちょっと軽い音に思えるけど、これはうちのアンプの光デジタル入力の特性なのかも。よく言えば、クリアですっきりした音かな、と思う。なんか物足りん感じもある。

音質に関しては、もうちょっと時間をかけて聴いてみないと、かな。
単純に音量でも印象変わるからね。

曲の検索とかアプリの使い勝手

Amazon Music Unlimitedの収録曲数については、Qobuzとは比較にならんね。収録曲の多さはやはり重要。Qobuzもひそかに増えつつあるみたいなので、もうしばらく様子を見てもよいかな。

現状、課金しているのは、「Qobuz」「Amazon Music Limited」「Apple Music」「YouTube Music」の4つ。

課金し過ぎじゃね?って感じだけど、AmazonとAppleは評価するための暫定だし、Qobuzも先月購入した半年分のギフトが切れた後に更新するかは未定。YouTubeは動画からCM消すのが目的なのでオマケみたいなもの。

AppleとYouTubeはWiiM非対応なので、今うちのWiiMでは「Qobuz」「Amazon Music Limited」の2つが有効になっている。どちらも、Spotifyコネクトのような仕組みはないので、WiiM専用のスマホアプリから使うことになるよ。

Windows版もあるけど、これはローカルの音源をDNLAで飛ばすのがメインの用途になるのだろうか。まだよく分からない。ベータ版だしね。

Amazonの純正のアプリは、出来が良くないので、あまり使う気ないし。Qobuzの純正アプリも、レコメンド等の機能は貧弱なので、聴きたいアーティストなりアルバムなりを検索するか、お気に入りから選ぶか、が基本の使い方になってくる。

WiiMアプリも、「検索」か「お気に入り」からの操作が基本になるのだけど、純正アプリが上記のような感じなので、この点には違和感も不満もない。むしろ、QobuzとAmazonで横断検索が出来て、両者をひとまとめに使えるので、良いくらいかも。

再生中の曲の画面から「アーティスト」「アルバム」に飛べるし、Qobuzのアーティスト画面のレイアウトはおおむね純正アプリのままで、「似ているアーティスト」なんかも表示される。画面遷移のレスポンスもおおむね良好かと。するするさくさく、ではないけど。

「音はいいけど、操作がなあ」

ということにはならない、かな?

DaphileのUIは、この操作の部分がいまいち不満であった。Webアプリだけで、専用アプリないし。

なお、Spotifyであれば、コネクトで再生することになるので、操作はいつののSpotifyアプリになるしね。うちは今、Spotifyに課金していないので使ってないけど。

問題があるとすれば、曲を選択してから再生を開始するまでの時間がちょっと長いかな。バッファを溜めているのかも知れないけど。動作が不安定で処理が遅延しているわけではないので、まあ許容できる、かな?

Amazon Music Unlimitedの他の利点

個人的には、OCN モバイルのカウントフリーに対応している点がプラス。
せっかくのサブスクなのに、外だと通信量を気にして使えない、ではつまらない。
残念なことに、OCNモバイルは新規加入受付をしていないので、おススメのしようがないけど。

もっとも、Amazon Music UnlimitedのAndroidアプリは動作が重いし、バッテリーの消費も多いので、あまり常用したくはないので、利点とはいえ微妙なところ。

個人的なおぼえがき

DaphileのSpotify Connectを絶賛してみたり、QobuzのASIO出力に喜んでみたり。Apple Musicを聴くために、サポート切れのApple TV(第3世代)をうっかり買ってみたり。

いったんは「Qobuz最強なのでは?」と思ったものの、Qobuzは収録曲が少ないので、「Qobuzで聴けなければCDを買えばいいじゃない」などと、去年処分したはずのCDを「いや、これは35周年リマスター版だから違うものなんだ」と言い訳しつつ買い。ついでにスイッチが入って、90年代の廃盤CDを買い漁ってみたり。大橋隆志(ジェイル代官)のレーベルのCDが高知県の楽器堂というお店で通販出来ることを知り、これも買い漁ってみたり。ANTHEMのCDボックスを買ったり。

ダウンロードでハイレゾ音源が買えるものは、CDを探すよりはmoraで買ってみようか?

などと、あらぬ方向へ迷走し始めていたけど。

所有物を増やすことなく、様々な音楽を、よい音で、手軽に、聴く。

音質は良ければ良いほど、もちろん良い。

ただし、オーディオ沼には決してはまらない。

はまるような財力も覚悟もないけどね。

これが理想。

WiiMの存在は、結構前から知ってはいたけど、中華製品だと勘違いしていて、手を出すのを躊躇していた。実際は、USAのお品であることが分かったので、「じゃあいいじゃん」と、一番安いminiを購入。中華を殊更避けるのも、昨今どうかとは思うが。国防に関わる問題だからね。知らんけど。

実は、半年くらいまえに、PROを買ってみたのだけど、その時はAmazonのアカウントとのリンクが出来なかったので「これ不良品じゃないですかあ?」とAmazonにケチをつけて返品した。実際には、自身のアカウントが何故かUSAのAmazonにリンクされていたのが原因だったようなのだけど。Amazonの返品受付はザルでいいね。たくさん買い物しているので許していただきたい。

なんか度々同じことを思っているけど。

しばらくは、WiiM Miniこそ最終兵器と信じて、使ってみようかと思う。

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