DaphileをSpotifyコネクトにして今度こそビットパーフェクトで再生する
DaphileというOSを発見したので早速試してみた。
結論から言えば
大変結構である
- 音は間違いなく良い(ビットパーフェクトなのが確実だし)
- 安定して動く(今のところ)
- SpotifyコネクトなのでSpotifyの再生は超簡単
PCが1台必要になるので、場合によってはちょっとお金かかる。
うちには、タイミング良く引退した直後のWindwos10PCが1台余っていて用途に困っていたので追加費用は発生していない。
DDCも買ったばかりで持て余していたし。(SMSL PO100PRO 9000円くらい)
Daphile自体はUbuntuなどと同様にフリー。
Daphileというのは音楽を再生するため専用のOS。
インテル入ってる系PCであればインストールできる。
パワーはまったく必要ないのでかなり古いPCでも問題なさそう。
今回うちで使ったのは、第4世代インテルCore i3で、3年前にAmazonで購入した中古の富士通Esprimo Q520/Kで2万円しなかった。メモリとか追加したけど総額でも4万円くらい。
こいつが、Windwos11へはアップグレード不可能なので、つい最近第9世代Core i3のEsprimo Q588/Bに入れ替えた。ちなみに、こいつも2万円していない。メモリとWi-Fiアダプターも追加したものの、総額でも2万円以内に収まった。
むしろ、こういう非力なPCの方が有利な模様。
Q520/Kは、省電力だし、ファンレスで静かだし、オーディオ的にも大変結構かと。
必要なもの
- PC
- DDCもしくはDAC
- Daphileをインストールするための媒体(USBメモリかDVD-RあるいはCD-R)
- 上記媒体を作成するためのWindowsあたりが動いているPC
DaphileをインストールしたPCにDDCを接続、DDCはアンプに接続。
Daphileがネットワークに繋がっていれば、SpotifyコネクトとしてDaphileを指定してやればOK。(DDCのデバイス名がそのまま見える)
Daphileのインストールと、Spotifyコネクト化するための手順は、ぐぐると結構出てくる。
こちら、とか。
てきとーにやってたら、ストレージへのインストールが完了してなくて、無駄に時間を使ってしまった。起動して動いちゃったら、もうインストール完了したと思うじゃん?実は終わってないので、参考サイトをちゃんと読むのが吉。
気になる点
まだ、動き出したばかりなので、今後出てくるかも、だけど、
現時点では1点だけ、面倒な問題がある。
MACアドレスが動的に変わる?
Daphileの設定や、Spotifyコネクト以外の機能を使うときはWebブラウザを使う。
なのでDaphileのIPアドレスは固定にしておきたいのだけど、MACアドレスがころころ変わってしまうと、DHCPサーバ(うちのルータ)で固定させることができない。
もっとも、Windwosワークグループに参加しているようで、名前解決もできている。(デフォルトの名前のままならhttp://daphileで接続)
どうやら、いったんインストールが終わってしまえば、もうMACアドレス変わらないみたい??
Daphile側の設定でIPアドレスを固定する手もなくはない。(設定ミスした場合に救済できなさそうなのでやりたくはない)
いずれにせよ、そんな面倒な話でもないので、しばらく様子見。
採用するかどうか?
「Spotifyを、より良い音で聴きたい」
という必須要件は満たした。満たしきってしまった。
不満点があるとすれば
PC1台ずっと稼働させておくと、でんこちゃんに怒られない?
ということ?
ぐれたさんでもいいけど。
まあ、実際に怒られたとしてもまったく気にしないが。
うちの場合は、使ったPCが省電力タイプで、たぶん20Wも消費しない。電気代でみても、月に500円もいかない。たぶん。
NASとしても使っているNASNEが、10年ものでいつ壊れるか分からないし、後継機種もないし(バッファローのはブラビアで操作できないので要らない)。
なのでNASとしても動作するDaphileは、その穴も埋めてくれるわけで。
使うたびに電源On/Offしてもいいかもしれないけど。起動すげー早いし。
ローカルのMP3やFLACのファイルの再生もできるし。(これは他にもできるデバイスが存在するので、そんなにありがたくはない)
CDの再生はできない?まだ使いこなせていないのでわからん。
CDのリッピングはできる。
とりあえず、しばらくは使ってみよう?
使うんじゃないかな、たぶん。
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