Spotifyなどのストリーミングサービスはラジオみたいなものだと思えば腑に落ちた


 40年前。1980年代。まだCDが普及する前。

音楽を聴くための音源の入手先として、ラジオやテレビは重要だった。

明らかに音質の劣るAMラジオでは、録音こそしなかったけど、ANTHEMやメタリカをはじめて聴いたのは、伊藤政則のラジオ番組だった。

FMでは、爆風スランプやVOWWOWのライブを録音して何度も聴いたものだ。爆風スランプのライブでカバーされていたことで、ジェフベックやKISSにも興味を持った。

アナログカセットテープに録音したFMラジオがとりたてて高音質だったはずもない。

それでも、楽しんでいたのだ。

現代のSpotifyなどのストリーミングサービスも、未知の音楽を知るチャンスを与えてくれるもの、と捉えれば、当時のラジオと同じなのではないだろうか?

であるならば、音質に拘り過ぎるのは、なんか違う。

SpotifyなどがASIOにもWASAPI排他モードにも対応しないことに、目くじらを立ててもしょうがない。

もっと気楽に楽しめばよいのだ。

などと言いつつも、一方でQobuzのギフトをブラックフライデーセールで半年分買ったりしてみた。Qobuzであれば、音質的にはCDと同等か、ハイレゾの場合はそれ以上で聴ける、気がするので、これはラジオの代替ではない、別の価値の可能性を感じる。

ただ、Qobuzは現状あまりにも曲が少ない。

Spotifyと同レベルで曲が揃えば、継続利用にもっと前向けになれるのだけど。

継続するかどうかは半年後の状況を見てから判断するとして。

とりあえず、Qobuzには無いもので、何度も聴くものは、CDかダウンロード音源を買い足すことに。

しかし、たまに聴きたくなるレベルのCDまで買っていると、収納に困るはめになるし、お金もかかる。

そこで、Qobuzに無い(が買うのは躊躇しているような)曲を聴くために、Spotifyを継続しようかな、と思ったけど。

そういえば、YouTubeに課金してたな?

動画見るときにCM消せればいい、としか考えていなかったけど、おまけで音楽も聴けたはず。ということで、最近はYouTube Musicを堪能中。

ラジオみたいなもの、と捉えれば、音質云々よりは、「曲が多いこと」「安定して動作すること」「検索が優秀であること」「おすすめが役に立つこと」が重要になってくる。

この条件を満たす最強はSpotifyだけど、YouTube Musicも案外よい気がする。

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