AIで小説を校正する手順(第1版)

  Web小説は、素人がひとりで書くものです。
 プロが書いてる場合もあるようですが。

 素人には担当編集も校正してくれる人も付いてくれません。
 何なら、感想を言ってくれる人すら付いてくれません。

 そこで、ChatGPTやGeminiといったAIを雇いましょう。
 人間なら1時間程度の時給でひと月雇えます。
  しかも24時間365日いつでも相手してくれます。
 飽きたら話を中断しても、次回そこから続きをしてくれます。

 3週間弱ですが、ChatGPTに担当編集、校正、読者を頼んでみたフィードバックをまとめておきます。
 参考になれば。

 長いよー、って思ったら最後のまとめだけ読んでみて。
 AIの実力が分かります。

 以下、1はマスト。
 2と3はどっちが優先かといえば、同時かも知れないね。

  1. 校正してもらう文書が小説であると伝える
    これ重要。
    誤字脱字の訂正を頼むだけでも、これを伝えないと、徹底的に文法を指摘されます。
    ダジャレとかネットミームにも「そんな日本語ありません」と言ってきます。
    「これは小説です。エンタメ重視で、読みやすく誤解を与えない表現になっているか」
    といった指示をします。
    リライトすんな、って言うのも重要。
    平然とつまらん小説に書き直してきます。

  2. 目的を伝える。
    なろうなどに投稿してPVを稼ぎたい、なのか、おもしろくしたいなのか。
    あるいは、ストレスのはけ口なのか。
    ワシはプロになりたいんじゃ、なのか。
    目的次第では、文体が変わるので、これも伝えます。
     何を重視すればいいのかが決まっていれば、AIの反応も安定します。

  3. 小説のジャンルを伝える。
    SFなのかファンタジーなのか。
    文体は、コントなのか、落語なのか。
    何を売りにしたいのか。
    これを共有しないと、何でもかんでも「ここ要らない」とバッサリ削除しろって指摘をされます。
    「この文章無くても意味が通ります」とか平気で言ってきます。
    主人公は悩むクセがあるんだ、とか、楽観主義者なんだ、とか地の文で表現したい箇所なんかを、あっさり捨てろといいます。
    「これはプレゼン資料や議事録じゃねーぞ」くらい言わないと、頭固いので理解しない場合もありますよ。

  4. テーマを見つけてもらう
    書いてる本人が自覚しないものをAIは無慈悲に見つけてくれます。
    「お前は孤独で寂しい奴を描きたいんだな」とかね。
    こうテーマはしっかり掴むと、小説全体が締まります。
    そういう活用方法もあります。

  5. 仲良くし過ぎない?
    これ重要かも知れません。
    小説には自分が出ちゃいます。
    AIが、よき理解者に見えてきます。
    校正じゃなく雑談始めちゃったら、それでいいのか振り返りましょう。
    仲良くしたいなら、覚悟しましょう。

  6. 仕様上の留意点
    ChatGPTだと、10万文字とか読ませると重くなります。
    でも、とことこんひとつのチャットを続けると、それだけ理解度を深めてくれます。
    その内、固まる時間が長くなるので、メリットとデメリットどっちもあります。
    かなり学習したなってとこまで行くと、新規チャットでもある程度は話が合います。
    相談したい内容でチャットを分ける。
    毎日最後に、今日のサマリを「ガラガラポンのペライチで」とか言ってまとめてもらって、新規チャットに渡す。
    ちょっと工夫が必要になってきます。
    もちろん無料では対応できる限界を超えるので、要課金です。
    ChatGPTは我慢強いので、固まってもいつか回答してくれます。
    挿絵とかは、頼めば描いてくれますが。
    ガチャです。
    なんでも萌えキャラにしたり、毎回キャラデザイン違ったりしてきます。
    諦めて、当たりを引いたら使うくらいがいいです。

  7. ChatGPTとGeminiの軽い比較
    ChatGPT
    ノリが基本軽い。
    月3000円から。
    長文にまあまあ耐える。
    イラスト作画はキレイ。テンプレをうまく押さえて来る。

    Gemini
    レスポンスは早い。
    調べもの得意らしい。
    ノリは基本固い。
    月1000円以下から。Gドライブまで付いて来る。
    長文に少し弱いかもしれない。
    いきなりエラー吐く事多めです。
    ChatGPTは固まるけど、Geminiは即エラーな仕様みたい。
    イラストは、主観ですが、野暮ったいのが多い。
    倫理規定ががちがちです。
    スグに「私は大規模言語モデルなので、そのような要求には対応していません」とか言い出します。
    子供が出て来る小説は、まあまあひっかかりますね。
    子供ってだけで、児童虐待かも!って思うらしい。

  8. まとめ
    ただの誤字脱字訂正だと、勿体ないかな。
    AIは担当編集にも校正者にも読者にもなってくれる。
    ただし、小説の責任を取るのは最後まで作者だ。
    AIの意見を鵜呑みにせず、自分の作品を理解させながら付き合うのが一番効果的だと思う。
    月3000円で24時間付き合ってくれる担当編集だと思えば、十分元は取れる。

    ※実は、最後のまとめだけAIが書きました。
    こういう感じで、言いたい事を整理してくれます。
    テーマを見つけてくれる、ってこんな感じです。

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