住む場所選びとハザードマップ
近所の二ヶ領用水の様子。
上が台風19号通過のほぼ直後の13日1時くらい。
下が同じ場所の普段の様子。
うーん・・・・、もしかして溢れる寸前だった?
昨夜23時ごろに、多摩川が一部氾濫して警戒レベル5になったものの「今更避難所に行くために外出る方が余程危ない」とゆーわけで、家に引き篭もっていたのだけど。
さすがにドキドキしたわー。
川崎に住んで13年。はじめて多摩川に恐怖した。
地球温暖化的な環境の変化に起因して、今後この手の凶悪な災害は今までよりも多くなるらしい。よくは知らんけど。
そうなってくると、ぼーっと生きてる場合ではない。
・住んでいる場所の安全性
・緊急情報の入手性
といったことに注意して対策を講じておかないと、この先生き残る事はできない。
前日になって慌ててカップラーメンを山賊のごとく買い占める程度の行動しか起こせないようではダメなのだ。
住んでいる場所の安全性
まずは、ハザードマップの確認。
災害が起きてから確認しても出遅れなのだけど。
うちの場合は、中原備える防災マップ、とやらを区役所?が公開していた。
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000102872.html
非常に見づらい上にダウンロードしづらい(複数ファイルのpdfでなく電子書籍に出来ないもんか?)という欠点はあるけれでも。
自宅近辺は、危険性の低い地域であった。
・・・こーゆーことは住む前に確認しておくべきことであったが。
次が避難場所。
どうせだいたい最寄りの学校なのだけど。
そこまでの距離や、どういったルートで辿り着けるのか。
遠い上に、用水路沿いに進むしか無い、とかだったりすると避難する方が余程危険である。
普段は侵入出来ないので、避難場所そのものは確認出来ないけど。
これからは、間取りとか最寄り駅までの距離だとか、だけでなく。
ハザードマップや、避難場所までの距離やルート等も確認した上で、物件を選ばないといけない。
ただ。
今回、うちは被害無しであった、のだけど。
最寄り駅周辺が冠水。未だに復旧していない。
ハザードマップで確認してみると、冠水危険地域だし、水はけも悪い。
これが平日であれば、いきなり通勤に影響するところ。もっとも、個人的には休む理由にするだけだが。
こういった点も、確認した上で住む場所を選定する必要があるのだろう。
究極は職場もそういった観点で選んだ上に、徒歩で行ける範囲に住めると最強なのだろう。
緊急情報の入手性
テレビ・ラジオだけでなく、インターネットを活用するのは現代の常識。
先述したハザードマップもネットで入手出来るし、Twitterだとテレビやネットニュースでは伝わってこないライブ情報を入手出来る。
まあ、なんで河に近づいてんの!?ばかなの!?と呆れる部分もあるけど…。
今回は、久々に携帯の緊急速報メールがバンバンなった。
のんびり寝てたところに、いきなりレベル4を通知してきて叩き起こされた。
で、気づいたこと。
iPhoneの緊急速報メールは過去分が一切見られない!
しょぼい。受信出来ないよりは良いけど。
最初にポップアップなりをクリックして表示させて、よく見ないうちにうっかり閉じてしまうと、もう二度と見られない。
ダメじゃなかろうか?
Android端末の場合だと、キャリアが販売している端末には専用アプリが入っているのでそれで見られるし。(ドコモだとエリアメール)
エリアメール等が入っていないSIMフリーの端末でも、少々分かりづらい操作が必要ではあるが、見る事が可能。
エリアメール等をSIMフリー端末やiPhone向けに配布することは不可能なのだろうか?
仕様的に難しいか無理なのかも知れない。まあ知らんけども。
スマホも買う時には、こういう事も気にしておいた方が良いのかも知れない。
後は、少々技術ヲタ的にはなるけれども。
ネットのアクセス方法は複数確保しておいた方が安心できる、だろう。
うちは、固定回線はフレッツ光回線とケーブルTVの2本。(ケーブルの方は設備付帯的なサービスで最安コースが0円で維持出来るので確保してある。)
携帯はドコモの回線が3つに、MVNOのドコモ回線が1つ、UQmobile(=au by KDDI)が1つ。
もっとも、ドコモがダメになるようであれば、当然MVNOもアウトだし、auの設備がドコモよりも強固だとも思えないので、あんまり意味は無いかも。
ただ、端末は5台稼働しているわけで、PCも含めると6台あるわけだから、水没だとかバッテーリー切れがあっても、どれかは動いてくれるだろう、という保険にはなる。費用分の効果があるかというと、技術ヲタの趣味でしか無さそうだけど。
Wi-Fiスポットが近所にあるとより便利かもね。
うちは、穏やかな住宅街の中なので、そんなものは近所にはないけど。
後。
資産の保全、という意味では。
車を所有せずに、カーシェア頼りにしていると、心配事がひとつ減って良い。
そーゆー意味では、近所にカーシェアのステーションがあるか、どれだけあるかも重要になってくる。
などゆーことを、考えさせられた今回の災害であった。
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