NASの制止する日
びー、びー、びー
と、ビープ音が3度鳴った。
LEDは赤く点滅している。
明らかに異常を示していた。
とゆーわけで、去年導入したうちのNASがぶっ壊れた(よーに見えた)。
1年間の保証期間が終わって1週間。
(IO-DATAの製品もSONYタイマーを搭載するようになったのか?)
押し入れの中などに眠っていたHDDを一斉処分して、データを全てNASに移行し終わった翌日、とゆーなんともなタイミング。
HDDなんて売っても小銭程度にしかならん、と思ってスピーカースタンドとかにしてたんだけど。
ソフマップの買い取り価格を調べてみたら、500GB程度でも900円で買い取ってくれる。
2.5TBだと4400円。
全部売ったら2万円弱になってしまった。
ほんもののスピーカースタンドを買うにはちと足りんが。
(ただの木の塊とかがなんであんな高いん?)
なんとゆーことでしょー(T-T)
2万円は実にいいおこづかいにはなりますが。
だがしかし!!貴重なデータは2万円では買い戻せない…。
まぁ、ゆーほど貴重なデータも無いといえば無いんだけど。
デジカメの写真は全部googleフォトにバックアップしてあるし、CDからリッピングした音源はnasneやスマホにも入っているし。ダウンロードで購入したものは、ダウンロードし直せるし。
と、思ったら。
壊れてなかったんだけどね。
エラーの原因はネットワークのケーブル接続ミス。
おまえ、ほんとに都市銀行担当のネットワークSEなのか、と小一時間自分を問い詰めたい。
ただ、本当にNASなんて突然死する可能性は十分あるわけで。
データの保存方法について見直しをかけることに。
1.NASはRAID0をやめてミラーリングにする
メリット)
ミラーリングにしておけば、NASの基盤故障、HDDの片側故障までであれば、データを自前で救済可能(なはず)だし、2つあるHDDのうち1つ壊れれば、耐用限界なんだなと判断し易くなる。
デメリット)
容量が半分になってしまう。4TBでも足りんなぁ、と思っていたのに2TBでどうするのか?
課題)
HDD全部処分しちゃったのに、どうやって移行させるの?
これが一番の問題。
2.NASをやめてクラウドにデータ保存する
だいたい月額1,200円前後出せば容量無制限のストレージサービスがある。
Google Apps for Works 月額1,200円
office365 Business Essentials 月額540円 ※現時点では容量1TB、いずれ無制限になるらしい。
Drop Box ビジネス向け 月額1,500円
メリット)
メンテナンスや修理や、壊れる前の買い替え、買い替えた後のデータ移行など、もろもろ面倒なことから解放される。
デメリット)
万が一にも、ファーストサーバ(だっけ?)みたいにデータ消失事故を起こされると、どーにもなんない。
もっとも、GoogleやMicrosoftであれば、そんなことはまず無いだろう。
高速なインターネット接続回線がほぼ必須。
うちで使えるイッツコムのケーブルインターネットは安いんだけど、上りの帯域が狭すぎる。
課題)
最初のデータ移行が大変。
NASと同等の使い勝手やパフォーマンスを得られるのか?
検討結果
実行したのは、NASのミラーリングへの移行だけ。
クラウドのストレージサービスは、上にあげた3つの無料お試しを使ってみたのだけど。
NASと同等ってわけにはいかない。
とゆーのがよく分かったので、今回は見送った。
NASを後2年使ったら考える。そこまでもつのか分からんけど。
クラウドのストレージサービスの検証
Google Apps for Works
優位点)
Appsというくらいなので、Gmailやその他いろいろ使える。
とはいっても、無料のやつと特別変わるかとゆーと、個人で使う分には実質同じなんだけど。
無駄に持ってる独自ドメインを、有効活用できる。
残念な点)
Windows Phoneが対応していない。
まぁ、たいした問題ではないし、Windows10になればかわるかも?
評価)
独自ドメインをきちんとMXレコード書いて使えるのはいいんだけど、googleのアカウントが増えるのは結構めんどい。特に、Windowsだと、どっちのアカウントでログインしてるのか混乱する。
大量のファイルをNASからアップロードしようとすると安定しない。
いったんPCにコピーしてからアップロードする必要がある。
一度アップロードしたデータは、再度ローカルにダウンロードするのは難しい。
複数ファイルをダウンロードする時は、zipでひとつのファイルにされてしまう。
なので、今回やったNASのRAID構成変更のための一時的な退避先として使う、みたいなのは全く向かない。
ただ、一度アップロードしてしまえば、ほとんどのファイルはchromeで参照・再生・編集が可能になるので、ダウンロードする必要はほぼ無いのだろうと思われる。
独自ドメイン運用の初期設定が、クリック適当にしてるだけで終わる点が実に優秀。
写真をアップロードすると、自動で加工したりいろんな属性でまとめてくれるのもかーなーり優秀で便利。もっとも、これも無料版で1600万画素以下であれば(圧縮はされるが)無制限で使えるので、あえて有償版を使うメリットはあまり無い。
office365 Business Essentials
優位点)
月額540円は圧倒的に安い。
しかも、Exchange(メール)も使える。
Google同様無駄に持ってる独自ドメインを有効活用できる。
Windows PhoneでもAndroidでも使える。
評価)
どういうことか、こいつが最もWindowsPCで使いづらかった。
なんでWindows8.1ネイティブのアプリで同期できないのか?
環境を整える段階で嫌気がさして、ほとんど使ってない。
Microsoftアカウントとは別のアカウントが必要になるのが、googleと同じで地味に邪魔くさい。
Drop Box ビジネス向け
優位点)
Windows PhoneでもAndroidでも使える。
今使ってるNASが唯一同期先として対応している。
(フレッツあずけ~るにも対応しているけど、桁外れに高いので、それはどうでもいい。)
残念な点)
高過ぎる。月額1,500円を5人分からしか購入出来ないので、ほんとの月額は7,500円。
評価)
そもそも高過ぎるので、はなっから買う気なんて無いんだけど。
IO-DATAのNASと同期もできるし、個人向け1TBの月額1,200円であれば、まぁ購入してもいいのかな、くらい。
だったのだけど、肝心のNASが。
これはDropBoxの問題じゃなくて、IO-DATAのNASがポンコツ過ぎなんだけど。
同期が遅いし、どこまで同期しているのか進捗がまったく分からない。
個人のアカウントとの同期も可能だし、ストレージサービスとしては、案外悪くない。
他と比べてしまうと、メールサーバにもならんし、高いし、となるので、結局選び難いのだけど。
番外編 Evernoteプレミアム
月額450円 年間払いだと年額4,000円
安いし。
ただ、ストレージサービスではない。
が、ほとんどのドキュメント系のファイルはノートとして取り込めるし、NASへの依存度を軽減することはできる。
規約で禁止されているし、大量のファイルをひとつひとつノートにするのは、人間技では無理なので、ストレージ替わりにはならない。
なにかしら方法はあるのかも知れないけど、既存の大量のファイルはonedribeがGoogleドライブに放り込んだほうがいい。
今回の目的は別としても課金する価値はある、かも。
無料版でも十分便利なんだけど、メール転送で取り込む機能とか、徐々に有料化に傾きつつあるようなので、さっさと課金するべきかも。乗り換えるような競合サービス無さそうだし。
総括
今しばらくは、NASが必要。
クラウドには徐々に移行していくのが、多分理想的。
ローカルに大容量のディスク持ちたくないから、クラウドにしたいのに。
今回のように、一気に移行しようとすると、ローカルに大容量のディスクが必要になってしまうので、本末転倒なことに。
それと、もっとアプリの機能やサービスの機能なんかが進化するのを待ちたい。
少なくともWindowsPCでは、ネットワークドライブ並に扱えるようになって欲しい。
どのサービスのアプリも、ローカルで同期するフォルダは選べる、のだけど。
ローカルに同期させる方式だと、ローカルのディスクも大容量が必要になってしまうので、フォルダ単位ではなくて、利用頻度の高いものだけキャッシュとして持つとか、そーゆー感じにでもならんもんだろうか。
もっとも、そう遠くないうちに、数TBのディスクがスマホにも安く搭載できたりするのだろうけど。
余談
今回の計画もあって、うちのインターネット接続環境を、IIJのmioひかりに移行させたのだけど。
いくらベストエフォートとはいえ、1Gbpsの回線で100Mbps程度しか出ないのは、どーゆーことなのか、と。10分の1じゃん。予想通りだけど、期待外れだったなぁ。
と、ビープ音が3度鳴った。
LEDは赤く点滅している。
明らかに異常を示していた。
とゆーわけで、去年導入したうちのNASがぶっ壊れた(よーに見えた)。
1年間の保証期間が終わって1週間。
(IO-DATAの製品もSONYタイマーを搭載するようになったのか?)
押し入れの中などに眠っていたHDDを一斉処分して、データを全てNASに移行し終わった翌日、とゆーなんともなタイミング。
HDDなんて売っても小銭程度にしかならん、と思ってスピーカースタンドとかにしてたんだけど。
ソフマップの買い取り価格を調べてみたら、500GB程度でも900円で買い取ってくれる。
2.5TBだと4400円。
全部売ったら2万円弱になってしまった。
ほんもののスピーカースタンドを買うにはちと足りんが。
(ただの木の塊とかがなんであんな高いん?)
なんとゆーことでしょー(T-T)
2万円は実にいいおこづかいにはなりますが。
だがしかし!!貴重なデータは2万円では買い戻せない…。
まぁ、ゆーほど貴重なデータも無いといえば無いんだけど。
デジカメの写真は全部googleフォトにバックアップしてあるし、CDからリッピングした音源はnasneやスマホにも入っているし。ダウンロードで購入したものは、ダウンロードし直せるし。
と、思ったら。
壊れてなかったんだけどね。
エラーの原因はネットワークのケーブル接続ミス。
おまえ、ほんとに都市銀行担当のネットワークSEなのか、と小一時間自分を問い詰めたい。
ただ、本当にNASなんて突然死する可能性は十分あるわけで。
データの保存方法について見直しをかけることに。
1.NASはRAID0をやめてミラーリングにする
メリット)
ミラーリングにしておけば、NASの基盤故障、HDDの片側故障までであれば、データを自前で救済可能(なはず)だし、2つあるHDDのうち1つ壊れれば、耐用限界なんだなと判断し易くなる。
デメリット)
容量が半分になってしまう。4TBでも足りんなぁ、と思っていたのに2TBでどうするのか?
課題)
HDD全部処分しちゃったのに、どうやって移行させるの?
これが一番の問題。
2.NASをやめてクラウドにデータ保存する
だいたい月額1,200円前後出せば容量無制限のストレージサービスがある。
Google Apps for Works 月額1,200円
office365 Business Essentials 月額540円 ※現時点では容量1TB、いずれ無制限になるらしい。
Drop Box ビジネス向け 月額1,500円
メリット)
メンテナンスや修理や、壊れる前の買い替え、買い替えた後のデータ移行など、もろもろ面倒なことから解放される。
デメリット)
万が一にも、ファーストサーバ(だっけ?)みたいにデータ消失事故を起こされると、どーにもなんない。
もっとも、GoogleやMicrosoftであれば、そんなことはまず無いだろう。
高速なインターネット接続回線がほぼ必須。
うちで使えるイッツコムのケーブルインターネットは安いんだけど、上りの帯域が狭すぎる。
課題)
最初のデータ移行が大変。
NASと同等の使い勝手やパフォーマンスを得られるのか?
検討結果
実行したのは、NASのミラーリングへの移行だけ。
クラウドのストレージサービスは、上にあげた3つの無料お試しを使ってみたのだけど。
NASと同等ってわけにはいかない。
とゆーのがよく分かったので、今回は見送った。
NASを後2年使ったら考える。そこまでもつのか分からんけど。
クラウドのストレージサービスの検証
Google Apps for Works
優位点)
Appsというくらいなので、Gmailやその他いろいろ使える。
とはいっても、無料のやつと特別変わるかとゆーと、個人で使う分には実質同じなんだけど。
無駄に持ってる独自ドメインを、有効活用できる。
残念な点)
Windows Phoneが対応していない。
まぁ、たいした問題ではないし、Windows10になればかわるかも?
評価)
独自ドメインをきちんとMXレコード書いて使えるのはいいんだけど、googleのアカウントが増えるのは結構めんどい。特に、Windowsだと、どっちのアカウントでログインしてるのか混乱する。
大量のファイルをNASからアップロードしようとすると安定しない。
いったんPCにコピーしてからアップロードする必要がある。
一度アップロードしたデータは、再度ローカルにダウンロードするのは難しい。
複数ファイルをダウンロードする時は、zipでひとつのファイルにされてしまう。
なので、今回やったNASのRAID構成変更のための一時的な退避先として使う、みたいなのは全く向かない。
ただ、一度アップロードしてしまえば、ほとんどのファイルはchromeで参照・再生・編集が可能になるので、ダウンロードする必要はほぼ無いのだろうと思われる。
独自ドメイン運用の初期設定が、クリック適当にしてるだけで終わる点が実に優秀。
写真をアップロードすると、自動で加工したりいろんな属性でまとめてくれるのもかーなーり優秀で便利。もっとも、これも無料版で1600万画素以下であれば(圧縮はされるが)無制限で使えるので、あえて有償版を使うメリットはあまり無い。
office365 Business Essentials
優位点)
月額540円は圧倒的に安い。
しかも、Exchange(メール)も使える。
Google同様無駄に持ってる独自ドメインを有効活用できる。
Windows PhoneでもAndroidでも使える。
評価)
どういうことか、こいつが最もWindowsPCで使いづらかった。
なんでWindows8.1ネイティブのアプリで同期できないのか?
環境を整える段階で嫌気がさして、ほとんど使ってない。
Microsoftアカウントとは別のアカウントが必要になるのが、googleと同じで地味に邪魔くさい。
Drop Box ビジネス向け
優位点)
Windows PhoneでもAndroidでも使える。
今使ってるNASが唯一同期先として対応している。
(フレッツあずけ~るにも対応しているけど、桁外れに高いので、それはどうでもいい。)
残念な点)
高過ぎる。月額1,500円を5人分からしか購入出来ないので、ほんとの月額は7,500円。
評価)
そもそも高過ぎるので、はなっから買う気なんて無いんだけど。
IO-DATAのNASと同期もできるし、個人向け1TBの月額1,200円であれば、まぁ購入してもいいのかな、くらい。
だったのだけど、肝心のNASが。
これはDropBoxの問題じゃなくて、IO-DATAのNASがポンコツ過ぎなんだけど。
同期が遅いし、どこまで同期しているのか進捗がまったく分からない。
個人のアカウントとの同期も可能だし、ストレージサービスとしては、案外悪くない。
他と比べてしまうと、メールサーバにもならんし、高いし、となるので、結局選び難いのだけど。
番外編 Evernoteプレミアム
月額450円 年間払いだと年額4,000円
安いし。
ただ、ストレージサービスではない。
が、ほとんどのドキュメント系のファイルはノートとして取り込めるし、NASへの依存度を軽減することはできる。
規約で禁止されているし、大量のファイルをひとつひとつノートにするのは、人間技では無理なので、ストレージ替わりにはならない。
なにかしら方法はあるのかも知れないけど、既存の大量のファイルはonedribeがGoogleドライブに放り込んだほうがいい。
今回の目的は別としても課金する価値はある、かも。
無料版でも十分便利なんだけど、メール転送で取り込む機能とか、徐々に有料化に傾きつつあるようなので、さっさと課金するべきかも。乗り換えるような競合サービス無さそうだし。
総括
今しばらくは、NASが必要。
クラウドには徐々に移行していくのが、多分理想的。
ローカルに大容量のディスク持ちたくないから、クラウドにしたいのに。
今回のように、一気に移行しようとすると、ローカルに大容量のディスクが必要になってしまうので、本末転倒なことに。
それと、もっとアプリの機能やサービスの機能なんかが進化するのを待ちたい。
少なくともWindowsPCでは、ネットワークドライブ並に扱えるようになって欲しい。
どのサービスのアプリも、ローカルで同期するフォルダは選べる、のだけど。
ローカルに同期させる方式だと、ローカルのディスクも大容量が必要になってしまうので、フォルダ単位ではなくて、利用頻度の高いものだけキャッシュとして持つとか、そーゆー感じにでもならんもんだろうか。
もっとも、そう遠くないうちに、数TBのディスクがスマホにも安く搭載できたりするのだろうけど。
余談
今回の計画もあって、うちのインターネット接続環境を、IIJのmioひかりに移行させたのだけど。
いくらベストエフォートとはいえ、1Gbpsの回線で100Mbps程度しか出ないのは、どーゆーことなのか、と。10分の1じゃん。予想通りだけど、期待外れだったなぁ。
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