Strange Days
タブホというサービスが気になっている。
http://www.optim.co.jp/tabuho/
月額課金型で、雑誌が読み放題になるタブレット向けのサービス。
同様のサービスとしてはauのブックパスがあって、読める雑誌の数も多く価格も月額562円(税抜)でよいのだけど。auの端末でしか使えないのが難点。
https://www.bookpass.auone.jp/
auの端末はいくらでもうちに転がっているのだけど。
最近は外でタブレットを使うことがほぼないので、タブレット用の回線はMVNOのmineoで済ませようかと思ってるのでブックパスは解約してしまった。
ブックパスはスマホでも使えるけど、5インチの画面で雑誌を読むのは無理がある。
とゆーわけで、ブックパスの代替になるものを探してみたのだけど。
タブホはまだまだ読める雑誌が少ないので、もう少し待ちかなぁ。
何の雑誌を読みたいのかと言うと。
HiViとかステレオサウンド(どちらもブックパスでは読めるが、タブホはHiViだけ)
オーディオ雑誌の類い。
発電所で音がかわる、とか言っちゃう系。
おもしろいんだけど、結構なお値段がするのと、紙よりもタブレットで読みたいというのがあって、雑誌を買おうとは思わない。
何がおもしろいって、カルトな価値観と、意味不明な表現。
自分のシステムエンジニアとゆー職業の世界では、1bitでも正確に客観的な評価を定量的に示すことが求められる。
例えば。
「ルータをかえると、いい感じで捗りますぞ」
なんてーのは当然論外で。
「ルータを更改することで、20%の性能向上が見込めます」
と言う程度でもぬるすぎて、「実測値なの理論値なの?」「遅延?スループット?画面遷移の平均時間?どれを基準に言ってるの?」と、大量に突っ込まれる。
これがオーディオ雑誌の文章だと。
「今回試した新製品のルータは、Ciscoらしい力強さと、従来にない華やかさをパケットのひとつひとつに感じた。特にBGPを使用した場合が、もっとも効果的。富士通製品の軽やかさと鮮やかな感覚とは対極に位置する製品だといえよう」
みたいな表現になるんだと思う。
客観性もなければ、定量的な成分なんか1bitもない。
最近はネットワークオーディオがトレンドらしいので、ほんとにそんなこと言ってるかも知れない。
「分かるようでさっぱり分からん」というか「おまえはいったい何を言っているんだ」とゆー次元を超越して、もはやポエムなのではないかと、そう思う。
現代詩集を読むつもりで読むと、なかなか楽しい。
ちなみに。
「デジタルなんだから、何やっても音が変わったりするわけねーじゃん」
みたいな論調があるけど、決してそうではないです。
もっとも分かりやすいのが音楽CDで、読み取りエラーがあることが大前提になっているので、うまく読み取れなかった部分は、てきとうに「たぶんこんな音じゃね?」って感じでエラーが補正される。なのでCDプレイヤーで音が変わったり、別の媒体(HDDとか)に取り込んでPCで再生したら、元のCDを再生するよりも音がいい!ってことになるのは当然。
ただ、TCP/IPの世界で「LANケーブルで音が変わる」とか言っちゃうのは、どういう原理なのかさっぱり分かりません。UDPのストリーミングであれば送受信エラーがあっても再送要求せずにパケットを破棄しちゃうので、ネットワーク品質で音は変わるだろうけど。LANケーブルだけでエラーが増えるようであれば、それはケーブルの品質だとか個性だとか言う以前に、そのケーブルは不良品です。コネクタの圧着が雑だとか、ケーブルの縒りが少ない、とか。
きっと、LANケーブルで音が変わる、ってのは、侘び寂びの世界なのだろう。
高価な湯飲みとか茶竿だとかに拘る茶道の世界と同じ。
http://www.optim.co.jp/tabuho/
月額課金型で、雑誌が読み放題になるタブレット向けのサービス。
同様のサービスとしてはauのブックパスがあって、読める雑誌の数も多く価格も月額562円(税抜)でよいのだけど。auの端末でしか使えないのが難点。
https://www.bookpass.auone.jp/
auの端末はいくらでもうちに転がっているのだけど。
最近は外でタブレットを使うことがほぼないので、タブレット用の回線はMVNOのmineoで済ませようかと思ってるのでブックパスは解約してしまった。
ブックパスはスマホでも使えるけど、5インチの画面で雑誌を読むのは無理がある。
とゆーわけで、ブックパスの代替になるものを探してみたのだけど。
タブホはまだまだ読める雑誌が少ないので、もう少し待ちかなぁ。
何の雑誌を読みたいのかと言うと。
HiViとかステレオサウンド(どちらもブックパスでは読めるが、タブホはHiViだけ)
オーディオ雑誌の類い。
発電所で音がかわる、とか言っちゃう系。
おもしろいんだけど、結構なお値段がするのと、紙よりもタブレットで読みたいというのがあって、雑誌を買おうとは思わない。
何がおもしろいって、カルトな価値観と、意味不明な表現。
自分のシステムエンジニアとゆー職業の世界では、1bitでも正確に客観的な評価を定量的に示すことが求められる。
例えば。
「ルータをかえると、いい感じで捗りますぞ」
なんてーのは当然論外で。
「ルータを更改することで、20%の性能向上が見込めます」
と言う程度でもぬるすぎて、「実測値なの理論値なの?」「遅延?スループット?画面遷移の平均時間?どれを基準に言ってるの?」と、大量に突っ込まれる。
これがオーディオ雑誌の文章だと。
「今回試した新製品のルータは、Ciscoらしい力強さと、従来にない華やかさをパケットのひとつひとつに感じた。特にBGPを使用した場合が、もっとも効果的。富士通製品の軽やかさと鮮やかな感覚とは対極に位置する製品だといえよう」
みたいな表現になるんだと思う。
客観性もなければ、定量的な成分なんか1bitもない。
最近はネットワークオーディオがトレンドらしいので、ほんとにそんなこと言ってるかも知れない。
「分かるようでさっぱり分からん」というか「おまえはいったい何を言っているんだ」とゆー次元を超越して、もはやポエムなのではないかと、そう思う。
現代詩集を読むつもりで読むと、なかなか楽しい。
ちなみに。
「デジタルなんだから、何やっても音が変わったりするわけねーじゃん」
みたいな論調があるけど、決してそうではないです。
もっとも分かりやすいのが音楽CDで、読み取りエラーがあることが大前提になっているので、うまく読み取れなかった部分は、てきとうに「たぶんこんな音じゃね?」って感じでエラーが補正される。なのでCDプレイヤーで音が変わったり、別の媒体(HDDとか)に取り込んでPCで再生したら、元のCDを再生するよりも音がいい!ってことになるのは当然。
ただ、TCP/IPの世界で「LANケーブルで音が変わる」とか言っちゃうのは、どういう原理なのかさっぱり分かりません。UDPのストリーミングであれば送受信エラーがあっても再送要求せずにパケットを破棄しちゃうので、ネットワーク品質で音は変わるだろうけど。LANケーブルだけでエラーが増えるようであれば、それはケーブルの品質だとか個性だとか言う以前に、そのケーブルは不良品です。コネクタの圧着が雑だとか、ケーブルの縒りが少ない、とか。
きっと、LANケーブルで音が変わる、ってのは、侘び寂びの世界なのだろう。
高価な湯飲みとか茶竿だとかに拘る茶道の世界と同じ。
コメント
http://blog.helkitty.com/2015/02/draw-line.html